フットボール界は代表ウイークに入ってしまいましたので、しばらくリバプールの試合はありません。
レッズの試合が生活の一部になっている私にとっては、とても寂しい時期ではあります。
そんな2週間ですが、とりとめもないことを書きながら過ごしたいと思いますので、もしお付き合いいただけるなら幸いです。
今回は、タイトルに書いたとおりですが、失われていたビル・シャンクリーの魂をユルゲン・クロップが取り戻した!ということを書いてみたいと思います。
まず、「ビル・シャンクリーって誰?」という方々もいらっしゃると思いますので、それを知っていただくよすがとして、下記にリンクを貼らせていただきます。
私、ビル・シャンクリーのことは折りに触れて何度も書いて来たので、その中からひとつをご紹介させてください。
黄金時代を築いたリバプールですが、プレミアリーグが設立されて以降は、ファンが望むような結果は出ていませんでした。
しかし、ビル・シャンクリーがリバプールに植え込んだDNAが消え去ることはなかった。
それを取り戻したのがユルゲン・クロップ。
そのようなことをBBCが取り上げています。
以下、BBCがどんなことを書いているのか、要点をまとめてみたいと思います。
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ビル・シャンクリーが築いたファンとの絆を取り戻した。
クロップ監督は、現在のプレミアリーグで最も長く監督を務めており、先週末にレッズの指揮を執って8周年を迎えた。
シャンクリーは、1960年代、1970年代にアンフィールドで象徴的な15年間を指揮し、クラブを2部から昇格させた上にヨーロッパとイングランドでの格別な地位を築いたのである。
あなたは人としてどんな人間であるか、あなたはどんなリーダーであるか、そしてあなたは多くのことをどのように話をするか。
どのクラブにも敬愛され尊敬される監督はいるが、ビル・シャンクリーは現代フットボールの父となり、人にとって何が大切か、クラブとしての責務を語ったことにより、リバプールの状況を大きく変えた。
それは、ユルゲン・クロップがやって来る前には失われていたもので、彼はその精神を取り戻し私達全員を団結させたのだ。
ユルゲン・クロップは、選手やファンと直接コミュニケーションを取ることもした。
選手もファンもそれによく応えたのだ。
彼は、全員が力を合わせれば、驚くべきことを達成できることを何度も証明してみせた。
ユルゲン・クロップとの8年間。
私達はクラブとして多くのタイトルを獲得しました。
特に、プレミアリーグのタイトルに至っては初の栄光であり、クラブ史に刻まれましたね。
あのスティーブン・ジェラードを擁しても成し遂げられなかった快挙です。
今、ユルゲン・クロップが率いるリバプールは、新しいチームの基礎を創り、飛躍しようとしています。
少し時間はかかるかもしれませんが、必ず最強のチームが完成することでしょう。
アンフィールドにはシャンクリー・ゲートがあり、そのことをいつも見守ってくれています。
ビル・シャンクリーがリバプールに植え付けたスピリットは受け継がれ、大輪の花が咲く時が遠くない時期にやって来ることでしょう。